時折の孤独なまぬるい雑踏の中に、私は在て、 その心地よいはざまにうずもれていながら ふいにかまいたちをくらうことさえ 忘れてくらしている ぱっくりと クチを開いた傷あとに 気がつかないで 気をとられないようにして 目をやらないようにして 黙って耐えながら巣に帰る たそがれどきに 稀に吹いてくるあたたかな風を待ちながら ひざをかかえて 闇のやさしさに包まれたくなくて まどろみにさからうために 傷に目をやる 目からこぼれる水が その傷を少しずつ癒すのを感じながら・・・ やがて水が枯れ そのいきおいで目をあけるのを忘れてしまう それを思い出したときには、 もう、陽のひかりが 遠慮することもなく差し込んでいるのだ
by kiseki_of_kon
| 2008-05-03 02:16
| 独り言・・・
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~*リ ン ク*~
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